第27回 「iPhoneショック」著者が語る、激変する携帯電話業界 [2008年03月03日(月)]

[概要]

林信行氏は、「携帯電話機向けWebブラウザとして『Safari』を支持するメーカーの占める市場シェアが、いつのまにか72%にもなっている。Web業界はもはやSafariを無視できない」とAppleのiPhoneが携帯電話業界全体を変えつつある現状をITpro EXPOの講演で訴えた。
ITproでも「iPhoneの衝撃」を連載している林氏は冒頭、自身の講演で使用しているプレゼンテーション・ファイルが、実際には携帯電話機上で開かれていることなどを引き合いに出しながら「今や携帯電話機は、ユーザーにとって一番身近なデジタル機器になっている」と訴える。「今でも、赤外線通信に対応している携帯電話機は、テレビのリモコンとして利用できるし、『muPass』のように、赤ちゃん向けの玩具を携帯電話機で遠隔操作できるサービスも登場している。将来的には、あらゆるデジタル家電が、携帯電話機で操作できるようになるだろう」と述べ、「携帯電話機を押えれば、デジタル家電を押えられるといっても過言ではない」と強調した。更に、これまでデジタル家電を制していた日本メーカーが、携帯電話機市場で存在感を失っていることに危惧を感じている。

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