「花よりもなほ」 [2006年06月02日(金)]
なんだかんだありましたが、
「花よりもなほ」の試写会に行きました。

V6の岡田准一、宮沢りえ主演。
コメディタッチの時代劇です。
実は映画が始まった序盤、
あ、なんかこの世界感だいじょうぶかな〜、
ついていけるかな〜、、なんて危惧しちゃいましたが、
なんのなんの!!
そんな心配した序盤がうそのようにドップリはまり、
とても楽しめました(^▽^)
父の仇を討つ為に、江戸の長屋に住んでいる侍、宗左(そうさ)。
親の敵討ちという固い話を主軸におきながら、
長屋の住人達とのドタバタはとても笑わせるし楽しい。
楽しいと思わせていたら、ホロリとさせるシーンもある。
嫌いじゃないな〜、こんな感じの劇、、、
なんて思っていたら、そうなんですよ、
まるで「吉本新喜劇」見てるみたいでした。
「吉本」も笑わせてばかりと思われがちですが、
実は人情劇が主軸にあるので、最後はホロリ。
これに見慣れた大阪人の私には
「花よりもなほ」にすんなり入り込めたかもしれませんね。
そう、たんなるコメディ時代劇になってないのは、
そのテーマがしっかりと語られているからなんでしょう。
父から子へ、いったい何を残して伝えていくのか…。
宗左は悩む、
父の仇を討つということは、
私は父から仇の恨みしか残してもらえなかったのか。
物語はその宗左の心の変化と共に展開するが、
あくまでも楽しくコメディイタッチで暗くならない。
また「忠臣蔵」の討ち入りも同じ軸で展開し、
(こちらも宗左と同じ仇討ちで江戸に来た面々)
その中の一人も考える、
私は子供に何を教えて残せてあげたろうか。
最近父親を亡くした私には実にきついお話。
思わず考えずにはいられなくなり、
胸に込み上げるものがありました。
それと同時に私は子供を持つ親でもあるので、
自分は子供達に何を残してあげられるのだろう。
試写会会場を後にしながら考えさせられてしまいました。
子供として、親として。
テーマがしっかりと描かれているのは好感がもてました。
それでいて楽しい、
最後は(これでいいのかと思いつつ)大団円
。けっして重くはなることはありませんでした。
「吉本」的な時代劇、と書きましたが、
吉本の芸人さんも何人も登場。
そのたんびに失笑する試写会会場。
(さすがここは大阪です)
とくに“トミーズ雅”さんが画面に出ただけで
会場は笑いでした(あの顔ですもんね)。
6月3日、劇場で公開されます。
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