「日本沈没」 [2006年07月20日(木)]
「日本沈没」を見てきました。

実は試写会でちょいと前に既に見てはいたんですが、
「ブレイブストーリー」同様、
どうにも感想に困ってしまいまして、
上映がはじまって、いろんな方の感想も出たところで
私も感想を書いてみようかと思います。
すいません、またもや酷評になりそうです。

映像はすごいです!!
このごろの邦画もVFX(CG)は、
素晴らしい進歩ですね〜(^^)
…でも、、、
なんだか物足りないんです。
映画見終わった後は漠然と思っていたんですが、
家に帰ってちょいと考えたら理由がわかりました。
地震や津波で各地が崩壊(?)していくシーンは
映像はリアルなんですが、
印象的な物が壊れていない。
チョット前の怪獣映画やヒーローロボットアニメもそうですが、
街が壊されていく象徴的なシーンには必ずと言っていいほど
「新幹線が脱線する」とか、
「東京タワーが倒れる」とか、
「高速道路が崩れて、車の大事故が起こる」とか、
「コンビナートが爆発する」とか、、、
そんなシーンがあるんですが、
今回の「日本沈没」には、そんなシーンがないんですよね。
なんでだろう?と思っていたら、
どこかの記事で監督のコメントとして、
「どこかで災害が起こっても、上映禁止にならないように
映像には気をつかっています」
(だいたいこんな意味だったと思います)
…そうなのね、、、、
それが私には、物足りないと感じた部分なんですね。。。
キャスティングも、う〜〜〜んです。
草なぎくんと柴咲コウさんもどうなんでしょう?
あんなに街が崩壊している状況で、
あの淡々とした表情の演技。
阪神大震災の被害の人々顔を知っている私としては、
「なんであんなにヒョウヒョウとした表情なん?」と
これまたリアリティがない感がいなめないのです。
それにハイパーレスキューに、あんな髪の長い
美人で肩幅のない隊員はないでしょう。(−_−;)
最後の(お涙ちょうだいの)盛り上がりに、
あの別れのシーンを撮りたかったのであれば、
(「アルマゲドン」を狙ったのであれば)
博士の助手の役だったなら、
船の上と深海艇との通信のやりとりで盛り上がれるし、
二人が恋愛関係になるのも
仕事のパートナーという形なら無理なく感じたのでは?
あんだけのキッカケで恋愛関係になるのもどうなん?
それこそレスキュー隊員失格ですよ。
石坂浩二さんの総理大臣も、
そんなオーラのない人だな〜〜、と思ったり、
はまったのは大地真央さんだけだったのでは?
原作は強大な自然現象に翻弄され、
恋人家族と離れ離れになりながら、いかに脱出していくか?
そんなお話だったと記憶しているのですが、
今作のラストは大きく変わっています。
地震に立ち向かい、これ以上日本が沈まないように、
とんでもない方法で日本を救いにいくんです。
その方法自体、荒唐無稽な方法なら、
(あの爆弾は「エヴァンゲリオン」のN2のパクリかい?)
そんなことしたら、日本の沈没は抑えられるかもしれんが、
物凄い地震や津波を人工的に作っちゃて、
太平洋に接する国々はただではすまんじゃろ〜?
ってなこと誰でも考えちゃいますよ。
(そもそも、海上の船が全然無事なのも不思議?)
「アルマゲドン」的なお涙頂戴を狙うのはこの作品には
シナリオ的にもかなり無理があるのではないかと?
ラストは原作通りでも、なんら問題がなかったのではないかと?
ヒーロー(主役)が世界を救うという
ハリウッドアクションを模していたにしても、
草なぎくんでは絵的にも…いかがなものかと。
(草なぎくんが嫌いなわけでは決してないです)
なんにしても、期待していただけに
なんだか残念な感想しか書けませんでした。
すいませんでしたm(_ _;)m
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