「バックダンサーズ!」 [2006年09月07日(木)]
試写会で見てきました。
「バックダンサーズ!」です。

いわゆる青春サクセスストーリーの王道。
不快な気分になることなく、
素直に見れるのではないでしょうか。
ウリのダンスシーンの数々。
役者さんのガンバリは見事で、素晴らしいと思います、、
…が、いかんせん撮影&編集サイドに、
もっとガンバッテ欲しかったと注文したいです。

ウリがダンスシーンなら、
そのダンスをいかに魅力ある映像で見せるか?
というのを楽しみに見ていたのですが、
一昔前の演出そのままという感じに、
ちょいとガッカリぎみになりました。
今時の生放送のTV画面の構成&演出でも、
この映画以上にこったカメラアングルなどで見せてくれるのに、
どうにも画面からダンスに対して魅力を感じられない。
映画の古典では「フラッシュダンス」などが代表ですが、
ダンスシーン(そして音楽)の画面の演出が素晴らしくて、
ダンスに興味のない人間でもドンドン引き込まれ、
登場人物と同化したかと思うくらい物語に入り込めた。
「フラッシュダンス」のダンスシーンには、
あれだけ引き込まれ、カッコイイと感じたのに、
「バックダンサーズ」ではそうは思わなかったのは、
明らかにカメラワーク&演出のチープさだと感じた。
そのあたり、もっと制作側にがんばって欲しかったです。
(あえて書くなら、“年寄りくさい音楽映像”からの脱却)
ドラマ自体は、そんなに難しいものではない。
世間が予想しているみたいな、
“安室奈美○withスーパーモンキー○”をモデルにした映画。
では決してございませんです、、、(が、実際はどうなんでしょ?w)。

主人公4人は正直言って演技的にもまだまだみたいな印象。
でも、そこをベテランの脇がしっかり固めていて、
全体としては好印象でした。
特に陣内孝則さんは際立ってましたね〜(^^;
最初、浮き気味だったかと思えば、
さらっと見せてくれるし、いや、さすがです。
陣内孝則さんのボーカルも劇中見れるので、
興味ある方は必見かもしれませんよ。
陣内さん、かつてバンドしてましたよね〜。
(名前わすれましたげ…。。)
ソロになって歌った歌なら覚えてます。
TVアニメ「ふたり鷹」の主題歌歌ってました。(余談)
あとスキー場で登場する男の子が、
私にはとても印象深く残ってます。
あの素朴さが、あのシーンにピッタリで、
トモエがいい女に見えたベストシーンにあげたいです。
映画のラストの盛り上がりは、
“王道”としてあれでよかったと思いますが、
物語としてのラストは、もっとハッキリ、
解りやすい形で見せてくれてもよかったのではないかと思います。
あの父娘はどうなったの?
両親はよりをもどしたの?
母息子は一緒に住むことができるようになったの?
茶野くんとの関係は?
主人公4人は、本当にダンスだけで成功したの?
伏線ぽく描かれていたように、
ヨシカをボーカルにして売り出したの?
…などなど、、、
この後、どうなったのか?
“それはみなさんの想像におまかせします”も良し悪しです。
ラストのダンスシーンにかぶせるならかぶせるで、
もっとちゃんと見せて欲しかったし、
それが中途半端に見えたからこそ、
制作サイドの脚本演出の力不足を感じてしまいました。
「バックダンサーズ!」は9月9日に劇場公開です。
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