「イルマーレ」 [2006年09月20日(水)]
試写会で見てきました。
「イルマーレ」です。

いや〜困りました。
感想をちゃんと書こうとすればするほど、
本編のネタバレが避けて通れないし。。。
なんにしても見終わった後、
本当に困ってしまう映画でした。
「スピード」は、私も大好きな映画の一つ。
その主演の2人が12年ぶりに共演するラブストーリー
しかも、ファンタジーならなおさら、
見に行きたくない理由なんかありませんです。
幾度となく試写会場で予告編を見ていたので、
(この予告編がとてもステキだったので)
ものすごく期待して試写会を見に行きました。
元は韓国映画「イルマーレ」のリメイクだそうです。
それを私は見ていませんのでそうであったかは解りませんが、
2006年に生きるケイト(サンドラ・ブロック)と、
2004年に生きるアレックス(キアヌ・リーブス)の、
二人の生活の映像上での構成が、とてもわかりにくい。
それが劇中しばしば感じた困ったちゃん。
二人は時間を越えて手紙をやりとりしているのですが、
時間を超越する“ポスト”での投函シーンは最初しばらくだけ。
その後のやりとりはセリフによる
リアルタイムの会話による演出に変わるんですねこれが。
(この私の言い方も解りにくいですね、、)
その間、二人のシーンが交互に次々と表現されるので、
(いったいいつポストに入れているの?)
見ている私としては“この場面はいったいどの時代?”と、
時間の流れを頭で整理するのに少なからず混乱してしまいました。

同じ出会った事のない男女が、
遠距離恋愛(「イルマーレ」も遠距離恋愛ですよね?)するラブストーリーなら、
「めぐり逢えたら」(トム・ハンクス、メグ・ライアン)の方が、
よほど切なく、なおかつそれぞれの思いが解りやすかったです。
この「イルマーレ」は現実でよく解る場所の距離ではなく、
時間という距離を越えなければならないのですから、
もっとわかりやすく見せてくれてもよかったのではないかと思いました。
また物語の中で、重要(?)な登場人(犬)物として
アレックスの飼い犬“ジャック”が登場してきますが、
あのワンちゃん、
いったい何者(犬)だったんでしょうね(^^;?
あのワンちゃんが手紙を運んでくれていたんでしょうか?
いったんなんのため?
…いや、
ファンタジーに、それは愚問なのかもしれませんが…。
この物語、
キアヌ演じるアレックスは、
未来(2006年)に住むケイト(サンドラ)との手紙のやりとりで、
時には未来の出来事に触れる事になってしまいます。
この辺り、実はタイムトラベル物語の色が出てきます。
またそれがラストへ向けての重要な要素にからんできます。
タイムトラベル物(映画でも小説でも漫画でも)では、
例外なしに過去に干渉する事で悲劇が生まれ、
それをいかに解決していくかが物語の盛り上がりであり見所なのに、
この「イルマーレ」ではそんな定石をくつがえし、
最後の最後にはまったく無視されてしまってます。
この辺り、「え〜〜〜〜〜〜!?」って感じで、
私はそれまで盛り上がった気持ちが
すっかり興醒めになってしまいました。
「じゃ〜、それまであった事は
なかったことになってしまったの〜???」って感じです。
そんな気持ちのままエンドロールなもんですから、
ま〜ざわつきながら席を立つ人の多いこと多いこと…。(^^;
私と同じように、「なんだかな〜〜…」と感じた人が、
少なくなかった事を表していたと思いました。
本編の出来事に、
あれやこれや書きたい(突っ込みたい)のはヤマヤマですが、
それすると、本当に見に行く楽しみをいちいち奪うので、
ここで記事に出来る感想はこのくらい。
本当に困ってしまう映画でした。
本当に予告編はよかったし、
設定がいいと思うだけに残念の極みって感じです。
なんで私がそんなに残念がるのかは、
是非見に行って見てください。(^^;
(う〜〜ん、見て欲しいのか??)
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