「プラダを着た悪魔」 [2006年11月14日(火)]
試写会で見てきました。
「プラダを着た悪魔」

予告編を見ていた感じでは、オシャレをテーマにした
「プリティウーマン」のような映画なのかと思いきや、
いえいえ、
女性の仕事と生き方をしっかりと柱に置いた、
とてもいい映画だったのでビックリしてしまいました。

メリルストリーブ演じるミランダは、
誰もが憧れるファッション雑誌の編集長。
アンハサウェイ演じるアンディは
オシャレにまったく興味のないジャーナリスト志望。
たまたまミランダの第二秘書として働く事になってしまった。
その辺りだと、単なるシンデレラストーリーかと思いきや、
このカリスマ編集長ミランダさん、
とにかく悪魔的なハイレベルな要求の数々を秘書に要求します。
それらをアンディが、どう切り抜けていくのか?
これがとてもテンポよく面白い。
意地悪な上司との対立の物語は、
えてして暗いダラダライジイジした展開になり、
見ているこちら側も気分が滅入ったりしますが、
この映画は大丈夫。
まるで4コマ漫画のように、
ひとつひとつの出来事が起承転結で過ぎていくので、
見ていてホントに気持よく飽きない。
もちろんそれだけではなく、
アンディの仕事や、
恋人や友人の私生活に対する悩みも描かれますが、
これもウジウジ長々ひっぱらないで、
新たな展開でぐいぐい見せてしまうので、
これまた気持ちよくお話が進んでいきます。
画面のカットが短く編集されている成果か、
最初から最後まであれよあれよの物語のテンポ。
それがとても見やすく構成されているので、
観客も時間の経ち方があっという間に感じるかもです。
もちろんファッションもとてもステキです。
映画の冒頭のアンディよろしく、
まったくファッションにはうとい私でも、
ファッション、オシャレってステキだな〜と
感じて見ることができたのですからこれは凄いです。
そんなことで、
ファッションブランドなんかにまったく無関心な方も、
安心してこの映画の世界に入る事ができると思いますよ。
もちろん、ブランド大好きな方には、
太鼓判でお勧めできると思います。

映画を見終わって、
それぞれに何かを感じることができると思います。
この物語のテーマはいたって素直に教えてくれます。
人にはぞれぞれに、
自分にふさわしい服とサイズがあるのだと。
もし無理をして違うサイズの服を着たなら、
その代償として何かを我慢しなくてはいけないということ。
そして自分にあった服を見つけ出すのは、
誰かではなく自分自身なのだと。
自分にあった服を探す、
服とは生き方であり、
サイズとは価値観。
誰もが憧れる服(生き方)が、
必ずしも自分自身に憧れているものとは限らない。
自分に合う服…、
生き方をあなたは見つけたでしょうか?
その時にこそ、人は輝くのだと。

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