「どろろ」 [2007年02月24日(土)]
試写会では当たらなかったので、
ちゃんと劇場で観賞してきました。
「どろろ」

評判はもちろん人によっていろいろのようですが、
私は面白かったと思いました。

日本でも、戦国時代をモチーフにした
剣と魔法の冒険ファンタジーの傑作を
制作できるようになったのは、
素直に嬉しいですし充分楽しめました。
原作が手塚治虫の長編なので、
その辺りをどのように脚本にまとめるのだろうと
まず一つ目の興味はそこだったのですが、
なかなかどうして。
説明的なシーンやセリフが多くなる序盤は、
やはり仕方がないにしても、
中盤からクライマックスに向けては、
実によくまとめられていると思います。
もう一つの見所のアクション。
これも昨今の特撮邦画の中では
よく出来ていたと素直に思いましたよ。
特撮ヒーロー物のアクションのレベルが、
近年向上している以上、
劇場映画で負けるわけにはいかないですからね。
カメラワークやカット割などは、
海外のアクション映画をよく研究していると思います。
CG合成のソフトに格差がなくなりつつある近年、
これからも邦画アクション映画は、
追いつけ追い越せでガンバッテ欲しいです。
“百鬼丸”の妻夫木聡。
原作のイメージを損なわず、
いい男ぶりを見せてくれてハマッてました。
せっかくアップに耐えれる顔なのだから(笑)、
“百鬼丸”を陰のあるヒーローにかっこよく見せる
カメラワークがもっと欲しいところですね。
また剣術時代劇なのだから、
ミエを切るところで1カットアップを
ひつこいくらい一瞬入れるとか。
主役のカッコよさをもっとアピールすれば、
ヒロイックファンタジーに酔えるのにな〜と思ったのは、
作品の趣旨とは変わってしまうからダメでしょうかね?
それにひきかえ、
もう一人の主人公“どろろ”。
「女じゃね〜!、オレは男だ!」と言われても、
どう見ても柴崎コウさんは女にしか見えません。

↑こんな顔しても、やはり男の子には…、、
当の本人自体、
成熟した女性でありますので(1981年生まれ)、
原作のままの少年のふりした少女の設定では、
画面上無理がありすぎるのではないかと…。
プロダクション側の都合かもしてませんが、
ここは思い切って新人でもなんでも、
うまい子役の少女を起用したほうが、
映画として正しい道ではなかったかと…。
近年の日本の子役はみな上手ですから、
きっと新しいスターが誕生すると思いますよ、
映画会社さん。
かつての薬師丸ひろ子のように。
…というヨタ話はともかくとして、
なにやら続編があるかもよ?という終わり方。
続編があるならば、
もっともっとアクションシーンに磨きをかけていただき、
手塚漫画同様、
人間主体の脚本もジックリ練ってもらいたいです。
続編希望、観たいです。
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