「ブレイブワン」 [2007年11月12日(月)]
いや〜観てから随分経ってました。
「ブレイブワン」

ジョディ・フォスター主演、
アカデミー賞候補といわれている作品ですね。
この映画で描かれる柱は2つだと思います。
一つは前半に描かれる、ごく普通の
幸せな生活を送っていた主人公の女性が
ある日突然(暴漢)犯罪によって全てを失う事の恐怖。
そしてもう一つは、
法律で裁けない悪人は、
立法以外の力で裁くのは正義か否かというテーマ。
前半はまさに犯罪に巻き込まれた者の恐怖。
後半は日本でもヒットした「デスノート」にも通じるテーマ。
テーマは2つですが、
被害者が加害者に復讐するのは是か否かと言う問題定義の方が
映画を見終わったあとに印象深く残ります。
物語はとても感情移入しやすく複雑でもないと思うし、
彼女の手が血に染まっていく様はよく出来ていると思います、
が、
どうにもご都合主義的な展開になってしまっているのは
もったいない気もします。
この辺りは映画の時間もあるし、
致し方なしというところなんでしょうかね?
サスペンスとしては二流感が残念。
ただ先のも書いたように、
「デスノート」よろしく
法が裁かない犯罪者を誰かが殺しているのは是か非か!?
被害者が被疑者に対する復讐は是か非か!?
我々日本人なら、時代劇によく描かれるように
江戸時代には“敵討ち”の法が存在したり、
あの「必殺」シリーズのように
よく観たり聞いたりするお話であったりするのですが、
ハリウッドが描くと社会派映画に見えてしまうのは不思議な感覚ですね。
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