『罪と罰』 [2010年01月25日(月)]
年が明けたあたりから読みつづけてました。昨夜、ようやく読み終わりました。
言わずもがな、ドストエフスキーの小説であります。この歳まで読まずにきたのですね。そうなのですよ。
ロシア文学って長くて堅苦しくて退屈なものという偏見があったのですが、とても面白かったです。光文社の古典新訳文庫で読んだのだけど、2巻目の中ほどからは興奮しきりで読みふけっておりました。1865年当時の旧ロシアのことなどほとんど知らず、文化風俗や社会的背景も理解できていないので、どれだけ中身を読みとれたかの自信はないんですけど。
中ほどまで読んだあたりで、まちがって学生の時分に手に取らなくてよかったと安堵し、その一方でその頃に読んでいたらもっと熱に浮かされたようにのめりこめたのかも知れないとも思いました。歳をとったものです。
しかし、百年以上も前の小説でありながら、ひどく内容が現代的であることにとてもびっくりしました。これはドストエフスキーという作家の視線が鋭かったということなのか。この百年、人間がわずかも進歩をしていないということなのか。
昨今しばしば耳にする、動機の不明瞭な(明かされても理解も納得も把握もできないような)無軌道とも思える事件の犯人たちには、ラスコーリニコフ症候群とでもレッテルを貼ってやればよいのではないかとさえ思ったほど。
というか、あれやらこれやらの事件を起こした人たちがこの小説を読んでいたら、もっと違う結末が訪れていたのではないかとさえ。
ともあれ、幸せな時間を過ごさせてもらいました。
言わずもがな、ドストエフスキーの小説であります。この歳まで読まずにきたのですね。そうなのですよ。
ロシア文学って長くて堅苦しくて退屈なものという偏見があったのですが、とても面白かったです。光文社の古典新訳文庫で読んだのだけど、2巻目の中ほどからは興奮しきりで読みふけっておりました。1865年当時の旧ロシアのことなどほとんど知らず、文化風俗や社会的背景も理解できていないので、どれだけ中身を読みとれたかの自信はないんですけど。
中ほどまで読んだあたりで、まちがって学生の時分に手に取らなくてよかったと安堵し、その一方でその頃に読んでいたらもっと熱に浮かされたようにのめりこめたのかも知れないとも思いました。歳をとったものです。
しかし、百年以上も前の小説でありながら、ひどく内容が現代的であることにとてもびっくりしました。これはドストエフスキーという作家の視線が鋭かったということなのか。この百年、人間がわずかも進歩をしていないということなのか。
昨今しばしば耳にする、動機の不明瞭な(明かされても理解も納得も把握もできないような)無軌道とも思える事件の犯人たちには、ラスコーリニコフ症候群とでもレッテルを貼ってやればよいのではないかとさえ思ったほど。
というか、あれやらこれやらの事件を起こした人たちがこの小説を読んでいたら、もっと違う結末が訪れていたのではないかとさえ。
ともあれ、幸せな時間を過ごさせてもらいました。






