さらにオトナ買いは続く -「ドラグネット・ミラージュ」- [2007年06月27日(水)]

とりあえずフルメタ全部読み終わったんで、次にやることは作者と世界のコンプリートだよな。
で、作者の賀東招二が書いた「ドラグネット・ミラージュ」2冊とフルメタ資料集をアマゾンでゲット。さすがに神保町行ったりして探す暇はないのでね。昔はよくいったもんだけど(アキバはどうも抵抗があってね。そろうかもしれないけど、いまのアキバの雰囲気はあんまり好かん)。
資料集系は、まあぐいっと読むものでもなくて、ぱらぱらと読めばいいからいいんだけど、「ドラグネット・ミラージュ」ってのは別作品だからね。するっと読了しましたよ。やっぱりラノベだから読みやすいことは確か。湘南新宿ライナーとか東海道線とか横須賀線とか乗るような人ならさっと読み終わるでしょうね。
いちおう解説しておくと…
アメリカ人気連続ドラマシリーズの「DRAGNET MIRAGE」をフルメタでおなじみの賀東招二がノベライズ化。”センス・オブ・ワンダー”とでもいうべき、いくつかのファンタジーを交えながら、架空都市サンテレサ市をリアリティを持って描いている。ライトノベルとしての敷居の低さを持ちながら大人の評価にも耐えうる痛快娯楽作品。……あ、うそうそ。そんなアメリカドラマはないよ。ここらへん、1巻のあとがきから持ってきた話。
賀東招二が、わざわざ「きぬたひとし」とかいううその作者名まででっちあげて書いた作品で、2巻からはちゃんと自分の名前で書いてる。フルメタとは違った意味で趣味爆発だな。
あらすじとしては、ほぼ近代のアメリカ。別の世界であるレト・セマーニってところと謎のゲートを通じてつながっっちゃった世界。レト・セマーニは、妖精や魔物が棲み、地球でいうところの14〜15世紀程度の文明の都市で魔法が存在する世界。つながった二つの世界は幾度かの争いを繰り広げながら共存の道を模索していた。そしてその世界をつなげるゲートがある場所に作られた都市がサンテレサ市。レト・セマーニと地球がつながってから15年後、ある事件を追って地球人のケイ・マトバ刑事とセマーニ人のティラナ・エクセデリカはコンビを組むようになる。
ってのが1巻の話。アメリカTVドラマでいうとパイロット版的な話だね。
賀東って人は、ボトムズとかレイズナー同様、「マイアミ・バイス」とか好きらしくて、フルメタが「キリコ・キュービー meets レイズナー」だとすると、ドラグネット・ミラージュ(以下ドラミラ)は「マイアミ・バイス with ファンタジー」ってところでしょうな。
「24」とか「プリズン・ブレイク」とかをどうやってラノベでやるかっての答えでもあるし。雰囲気があるから、なんかせりふも吹き替えを考えながら読めるね。
肩の凝らない面白い話なんだけど、つくづくこの人はキャラづくりがうまいなぁ、と。フルメタに比べるともうちっと普通の人っぽいのが多いんだけど、血が通っててね。語られていない背景も想像させて、非常にキャラを好きになれる。本筋っぽいのもあるんだけどわき道も十分面白いからな。ここらへんはフルメタでの短編と長編の使い分けてきた部分をうまく融合できているような気もする。作者本人もゆってるが、あとは女子キャラだな。まあ、なくてもいいけど。
ちなみに作者のブログはここ






