”君がともだちだからだ!” −「容疑者Xの献身」(ネタバレしますよ) [2008年10月08日(水)]

この松雪がきれいなんだ
おなじタイトルの作品で3回以上書くって、よっぽどこの作品好きなのね、あたし。見てきましたよ、映画館で。
レイトショーだったから、そんなに混んでなくじっくり見られました。
正直、長い映画ではあったけど、うん、よかった。
原作ファンも、福山ファンもフジテレビの映画ファンも
納得でしょう。
コウちゃんはちょいっと控えめだったかな。
あと、なにより堤真一がすげえ。
原作のキャラ設定とは違うかもしれないけど、石神の純愛ぶりは堤さんでないとやれなかった気がする。
人はここまで人を愛せるのですねー。
ちなみにランタオ島ではここ(原作版)とかここ(原作もっかい読んで)とかここ(テレビシリーズと絡めて)にも書いてますな。
内容としてはほぼ原作どおり。
いざ、読み返してみると捜査の過程が結構はしょられてはいるものの
展開とかほとんど一緒。
原作から抜け落ちてるのは、湯川と草薙の友情が壊れるところね。
湯川の人間性を描くには、石神との友情にしぼってよかったかもね。
原作未読で見てる人も結構多い(テレビからかな)ようで
冒頭の大掛かりな実験とかは、テレビからのつながりだし
”怪奇大作戦”的なのりもちょろっとあるけど
中盤以降、ずーっと重めのサスペンス。
見ごたえばっちり。
堤真一が、ぱっとしないけど、ものすごい合理性と
頭の良さをもつ石神を見事に演じてましたね。
タイトル直後
花岡靖子が出勤する際の
母子のやりとりをまどろみながら幸せそうに聴いているところ
とか
学校で、「みさと」の弁当を一人、幸せそうに食べてるところ
とか絶妙。
あとは、あれね、原作にない雪山。
「僕には友達なんていないよ」とか言ってたくせに
ちゃんと湯川君を助けたり
「そんなことを言ってくれるのは、湯川、君だけだよ」
のあたりとかもよかった。
まあ、なんといっても最後の最後の
「どうしてぇ!?」
と慟哭するところ。
もう、いっしょに号泣してましたね、あたし。
苦い終わりでしたが、いい映画でしたね。
惜しむらくは、スタッフロール。
KOH+の「最愛」が流れるんだけども
イントロ〜一番〜Dメロ、で終わってそこから
OPタイトルの「vs.~知覚と快楽の螺旋」につながるんだけどさ。
「最愛」の一番いいところは、二番の歌詞なのよ。
心の雨に傘をくれたのは
あなたひとりだった…
もう、まさに石神の心情そのままでないですか!
くびくくーるを踏みとどまらせたのは
花岡母子ですからね。
映画の中でも、回想シーンでちゃんと描かれていて
ここの松雪がえっらい綺麗なんだ。
監督もちゃんと考えたらしくてさ。
だからねー、ここをちゃんと映画の中で
流してほしかったなぁ、と思いますよ、あたしゃ。
映画館に行くかはちょっとわかんないけど
もっかい見たくなってきた。
DVDは買うかも。







