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”ようこそロアナプラへ。歓迎するぜ”  〜ブラック・ラグーン 小説版 「シェイターネ・バーディ」 [2008年10月16日(木)]

挿絵はけっこういいぞ

今年の夏ごろにはでてたんだけどね、これ。
買おうかどうか、ちょっと迷ったのよ。どうも、漫画の小説化ってあたりが少ないので。(ハヤテとか、らきすたはちょっと評判が悪いし)
とはいうものの、いまだに平積みしてるところがあったりしたので、なんとなく呼ばれて結局購入。

期待してなかったけど、これが大当たり。
原作のちょっと(だいぶ)暗い世界観がうまく文章になってて、ドンパチ感も最高。かなり快調に読めた。
ブララグって面白いんだけど、ちっとわかりにくいところがあってだね(トライガンとかもそうゆうところはある)勢いだけで読んでるところもあるんだけど、小説版はけっこう丁寧に書いてあるからね。かなりわかりやすい。

筋としては、日本編のちょっと前で、日本編につながるようにはなっててね。原作よりも、ラグーン商会の面々が狂言回し度合いが強い。ダッチとかかなり空気だしな。
ぐっとくるし、ちょっと泣けるのはバラライカ率いる、ホテル・モスクワの話。アメリカにはベトナム戦争があったように、ロシアにはアフガン戦争が傷として残ってるんだなぁ、と。

小説書いてる、虚淵玄って人はエロゲライターなんだけど、かなり熱いの書けるねぇ。さすがニトロプラス。

読んでて、すごい映像が浮かびやすかったシーンが
ある意味で主人公ともいえる、スタン(ヘロイン中毒の凄腕スナイパー)がヘロインを打って、幻覚におぼれるシーン(トリップってばトリップだね)。
映像化するんだったら、カットバックを多用しそうなところをうまーく文章でリズミカルに描いてる。
あたしゃ薬をやったことないので、実際はどうかわからんが、こうなるんだろうなー、って感じ。けっこう切ない伏線だったりするしね。

アニメも3rdシーズン始まるみたいだから、この話、実に映像化してほしいところ。
声のついたバラライカ姐さんがみたい。
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