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IDOL PROMO/いずみさえか [2007年09月30日(日)]

俺は今、いずみ嬢のパフォーマンスをほんのちょっぴりだが体験した。

い、いや、いずみ嬢のパフォーマンスも確かに。

被写体として為すべき事を理解していないようで、棒立ちになりがちなもので、そこに思い出したように入るカメラマンだかの指示が何とかそれと仕立て上げたような非常に危なっかしいものであり、しかし、その指示に従っている姿に言い成りにさせられている感のあってほんのりエロスを感じられなくもなくないのだが、さて置き。

製作者の志気の低ささえ窺える、商品としてのレヴェルの低さこそをまざまざと見せ付けられるその出来具合に、愕然たる思いを抱かされた。

あ、ありのまま、今目にしたものの内容を話すぜ。

何処ぞかの郊外の住宅地に在るハウススタジオで半日で撮り終えた素材の全てを最低限の編集を施しただけで商品化したような、内容以前の製作過程に問題の認められる出来で。

それで以て用意のされた絵面が、例えば。

嬢が、何の変哲もない舗装された歩道をてれんこてれんこと歩かされて、垣根だかのなんだかの花の香りを嗅ぐ仕草なんかをさせられたりなんかして。

これが、南国の砂浜で寄せる波に爪先を洗われつつ後退りで逃げるだとか、西欧の石畳の敷かれた通りを路上パフォーマーに追いかけられて全力疾走で逃げ惑うだとか、そういう絵面ならば観る者に情緒を感じさせ得るだろうに。

画面上に在るは生活感ですよ、画面外に在る現実と地続きの日常ですよ。

暮れ泥まずには居られませんよ。

無論、その寂れ具合は時に如何わしさにも通じる訳で、一概に鼻摘まみに付すも考え物ではあるんですが。

本作の場合は更にそれ以前の問題で。

どうやらカメラのレンズが汚れってるっぽいんですよ、糸屑だか何だかが常に画面に貼り付いた状態になってるんっスよ。

撮ってるヤツ気付けよと、気付いて拭いたれよと。

それとも、気付いていて敢えてそのままにしているという事ならば、それは。

アイドルなど所詮はヨゴレ、濁った目付きで以て眺めるが相応しい対象だ。

というメッセージを暗に込めてのその仕様、という事なんでしょうか。

とまれ。

な、何を言っているのかわからねーと思うが俺も我が目を疑った。

頭がどうにかなりそうだった。

最早見るからの遣っ付け仕事だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねぇ。

もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ。


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