アメリカン ナイトメア/American Nightmare [2008年06月04日(水)]
吐き気がするほど暢気なオポチュニストが平和という名の共同幻想に縋り依存する事で以て有耶無耶にしている病巣の存在を暴く。悪魔が来たりて胞子をばら撒く。
てな事を主題とした性質の悪い物語。
official。
「Witcthouse 3: Demon Fire」のDebbie Rochon姐さんがガイキチ殺人鬼を熱演、ブリンク・スティーヴンスおばさんが主人公のシッター先の母親役で顔見せ出演。
「Suburban Nightmare」のJon Keeyesが脚本、監督、ブランディ・リトル嬢が主演、と。
詳細。
物語がその主題を語り性質の悪さを晒す段、即ち、殺人鬼がその凶行の目的を明かすの巻ですけれども、この場面が。
誰もが悪意に囚われ得るという仮説が皮肉にも異議を唱えるべくに在る者により証明され真実になる瞬間、即ち、異端審問に掛けられたる者が情況を逆転する瞬間で御座いまして、静なるの内に語られておりまして、実に素晴らしいんですよ。
更に。
逆転せしめて初めて真実たる道理などはしかし同時に絶対的な絶望に過ぎない訳ですが、続く場面でその矛盾をも曝露してあって、それが動なるに語られてあって、その演出も含めての反転具合が本当に素晴らしいんですよ。
んで。
その曝露は或いは、それに至るまでの過程、これが王道の殺人鬼ホラー展開な訳ですけれどもこれを、本作独自の視点から披露して以て鮮烈に見せる事も可能にしていた筈なんですよ。
なのにそれを徹底的には為ちゃあいねぇんですよ本作は。
なもんで凡百の殺人鬼ホラーにしか見えない、もっと言うと恐ろしくテンポが悪く、結果的に投げっ放しになっているエピソードがある等、粗も目立つ。
端的に言って、詰まらない。
しかし折角の素晴らしい主題を用意し得た訳ですから、それをもうちっと饒舌に丁寧に、説明的に語ってもよかったんではないかと思いました、と。
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個人的適正価格 399円
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「
警察の追跡から逃れた銀行強盗が人質を取って立て篭もった廃墟同然の屋敷。
序盤中盤はクライムサスペンス調。
妻が虐待目的で地下室に監禁していた獲物を旦那が夕食用のミートソースにしてしまったり。
斯く斯くしかじかの次第で以て。
サンドラ・ブロックにジョン・トラボルタ。
バーで隣り合った女同士、その一方の口から語られる、女吸血鬼とその下僕のエロティックな関係を描く物語。
カニバルものかと思いきやこれがゾンビもの。
少年期のクリスマスの夜にベッドの上で乳繰り合う母親と愛人を発見、それを射殺した男が。