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Witchcraft XII: In the Lair of the Serpent [2008年04月01日(火)]

One night in a dark nightclub, Jeff Lawton meets up with the beautiful and mysterious Tisa, and is never seen alive again! Family friend Will Spanner is asked to examine Jeff's death and stumbles into a web of evil as old as time itself. He learns that Tisa is part of an evil coven of beautiful women who seduce men and lure them to their deaths to fulfill an ancient prophecy and unleash the ultimate evil upon the earth.

ええ、そうですそうです、今さっき知り合ったばかりの美女が目の前でlap danceなんかを披露してくださると、で以て情事なんかを楽しんだ後に男がほくほく顔で帰ろうとするところに、フードを被り仮面を着けた謎の人物が現れて目から怪光線を発射して男をぶち殺す、と。

そんな事態を主軸に。

それを連続殺人事件として捜査している刑事と、友人の死の真相を独自に暴こうとするWillとの、非公認の協力態勢を複線に描きつつ、基本的には彼らの視点から見た事態とその進展を追う形の物語になって御座います、と。

Willと、Jeffの妻だか恋人だかのロマンスなんかも描かれて御座います、と。

セックスと物語が交互に配置されて以てと、そういう構成で御座います、ええ。

監督、脚本がブラド・サイクス、撮影監督、編集がジェフ・リロイ、という事で、「Lord of the Vampires」コンビの作品で御座いましてねぇこれ、ええ。

物語の設定だけは無駄に大仰だけんども、絵面の規模がそれを再現するにゃあとても適わないほどに小さくってねぇ、ええ。

懸命且つ難航を極める捜査状況はしょぼいアクションシーンに描かれ。

大事業を進めている筈の邪悪なるが僕としている魔女がたったの3人、彼女らが生け贄を攫ってくるは常に同じnightclub。

実はWillは超能力者である、という設定、掌から力を放出して以て人を吹き飛ばす事も可能、な筈なんだけれども鍵の掛かったドアを体当たりで開けようとしてそれが無理と分かると即座に諦めて友人の死を見過ごす。

なんて有り様で御座いましてねぇ、ええ。

設定ばかりの物語、そこに説得力を与える絵面の用意されちゃあいないもんだから面白がりようがない、という出来。

実に拘りの感じられない凡作となっておりました、と。


Vamps and Witches」所収
個人的適正価格  300円

Lord of the Vampires [2008年03月25日(火)]

Vampire Viktor and his two alluring undead brides have been preying on unsuspecting victims for decades, using their beauty to lure people to their deaths. When three young people unknowingly enter the home of the lord and his sexy minions, they find themselves threatened with a grizzly death at the hands of the undead bloodsuckers.

ええ、そうですそうです、今さっき知り合ったばかりの美女が目の前でlap danceなんかを披露してくださると、そんな奇蹟のような出来事を半信半疑ながらに鼻の下を伸ばして眺めてますってぇと、突然に美女が大口を開くと、その口の中には牙が生えていると、そういうハナシです、ええ。

セックスと暴力が交互に配置されて以てと、そういう構成で御座います、ええ。

んで、three young peopleはカートラブルに見舞われて以てhome of the lord and his sexy minionsを訪れる羽目になる訳ですけれども、彼らは途次にガソリンスタンドで強盗を働いておりまして、その際に運悪くその場に居合わせてしまった女性、これを攫って連れ回している訳ですね。

当然、three young peopleはその事実が露見しないように振る舞う訳ですよ。

一方、その連れ回されている女性をVampire Viktorがお気に召しまして、妻に娶ると言い出しまして、しかし彼のその考えを面白く思わないのがhis two alluring undead brides、どうしたものかと知恵を働かせた挙句に反逆を企てる、と。

そんな具合の波乱含みの物語が、サスペンスフルな絵面が、展開されていく訳です、ええ。

セックスと暴力とVampire ViktorのYOSHIKIチックなカリスマ性を交互に配置した構成で以て、ええ。

脚本、監督が「Babes in the Woods」のブラド・サイクスですよ、ええ。

で以て編集が、「Killer Eroticus」「Charlie's Death Wish」のジェフ・リロイ。

その影響からか、ブラド・サイクス作品にしては残酷描写がキツかったりする訳ですけれども。

両の眼窩に親指を突っ込んでそのまま力任せに首をもぐ、だとかね。

しかし全体的にはチープ感が漂っておりまして、且つ、小ぢんまりとまとまっておりまして。

拘りの感じられない凡作となっておりました、と。


Vamps and Witches」所収
個人的適正価格  300円

Babes in the Woods [2007年01月27日(土)]

Gorgeous cheerleader Jasmine is obsessed with finding the man of her dreams. When she and a few of her cheerleader friends become stranded in the country after their car breaks down, a mysterious stranger emerges who may turn out to be the man for Jasmine.

白のラインで縁取りされた青色のVネックTシャツがユニフォームではどうしたってチアリーダーには見えないし。

それ以前に容姿がgorgeousってレベルではないし。

故障した車を置いてガソリンスタンドを探しに出た筈がいい塩梅の木陰を見付けたってんで下着姿になって昼寝を始めるわ。

木間に現る夢の男は半裸で薄ら笑いを浮かべてるわ、それとそれを追うJasmineという絵面がやたらとメルヒェンチックで爆笑ものだわ。

夜を迎えちゃったら迎えちゃったで火を起こしてそれを囲んで、「Death Clique」や「Sweet Insanity」でも見られたtruth or dareゲームを始めるんですが、そこで為される質問が全部、腰から下に関わるものですよ。

ここまでで既に5発だか6発だか。

必要以上にエロシーンばかりが続くけどこれ、いつになったらガイキチ殺人鬼が登場して血の雨を降らすんだろうか、首を刎ねてきゃっきゃっと狂笑するんだろうか。

と、ホラー展開が始まるのを待っていたんですが。

一向に始まりゃしないんですよ。

それもその筈ですよ、これ、ホラーじゃねぇんですよ、ソフトコアポルノだったんですよ。

しかも、舞台も設定も女優ちゃんもこれ以上はないくらいに安っぽく場末感に満ち満ちた。

とまれ、そうして。

寿命の見えた人生が既に消化試合に突入しているのに等しく、底の割れた物語に期待もなくランタイムが目減りしていくのをまんじりともせずただ漫然と眺めていましたところ。

最後の最後、スタッフロールに、驚愕の事実が明かされた訳ですよ。

これ、脚本監督が「Within the Woods」のブラド・サイクスだわ。


Babes in the Woods」所収
個人的適正価格  100円

Within the Woods [2006年09月28日(木)]

Camp Blood trilogyの最終章、だそうな。

詳細

ちなみに前々作、前作は共に未見。

trailer

making

序盤にて。

ふと振り返ったらそこに知らずの内に人がいやーんびっくり、的な。

警戒してもいないタイミングで不意に肩を叩かれうっわびっくり、的な。

演出がこれドジャーンて感じの効果音を伴って展開される事複数回。

フェニックスアローばかり出すアテナと対空雷刃拳縛りを課せられた紅丸の対戦を見ているのかと錯覚。

そして果たしてアテナは、最後の最後までフェニックスアローのみを出し続けたのでした、という感じ。

物語がシンプル故に蛍光色でポップアップされたが如くに目立つ粗、がしかし、シリアスな語り口調に言い含められて黙殺するに抵抗のなく。

暴力描写の温さ、と相俟って興醒めを誘う赤味の強過ぎる血糊の色、これも、犯人に用意された爆笑ものの最期に帳消しを唆され暗黙の内に承服。

何より。

主演のStephanie Mathis嬢の乳、これがまた擬音をつけるならばドッバァーンて感じのそれで御座いまして、そこにフェティシズムも全開に迫った絵面のないもののそれでも強力。

スゲェなぁ、スゲェ乳だなぁ。

なんてな事を思いながら眺めている内にエンドロールを迎えていたのでした、と。

殺戮のあった現場、に於けるリアリティ・ショウの撮影、を遠隔地から操作及び監視、と、重層構造にしておきながらそれを何らも活かしていない脚本演出はさすがの一言。

シンガー志望の女の子ちゃんの無邪気なキャラクター、これにはちと愛嬌などを感じて萌えてしまいましたが。

詰まり惜しいと感じる部分の幾つかあって、総じて。

普通に面白くない。

やりゃあ出来んじゃん、Brad Sykes。


新品購入価格  $6.03
個人的適正価格  300円

Goth [2006年06月12日(月)]

詳細、予告編が自動再生されるんで音量注意。

詰まりゴスとは、道徳という名の神の従順なる下僕、即ち原罪を見遣らぬ人間、これに禁断の知恵の実を与えるエデンの園に棲むヘビをモチーフにしたキャラクターだと考えられます。

それは、快楽を求め欲望を満たしてこそ人間だ、と説きます。

特攻野郎Aチームよろしくの黒塗りのバン、その車内、後部座席を取り払って作ったスペースを暗幕で閉ざし豆電球を連ねたものを張り巡らせしゃれこうべを象った小物やら「サクラ大戦」のキャラクターが表紙を飾るFUJIN MAGAZINEやらで飾り付けた言わば玉座の間に。

そこらを歩いていたあんちゃんを甘言でかどわかして連れ込み。

What is your sexual fantasy?

と、馬乗りになりその肉食獣振りを発揮、臆したあんちゃんのアレがフニャるやナイフをチラつかせ。

Use it or lose it.

と、勃起を強要。

そうして用が済むや「ザ・ワールド・イズ・マイン」のモンちゃんよろしくあんちゃんを車外へとポイ捨て。

その行為を指して、無垢な一般人になんばしょっとですかきさん、と責め立てられれば。

Innocent? No one is innocent. Everyone has darkness.

と飽く迄も自論を展開。

詰まり。

一応因縁らしきも語られるんだけどもこれ、物語の主軸に在るのはゴス山さんのキャラクターな訳ですね。

と、なれば。

スッゲェ綺麗な女の子ちゃんに逆ナンされてあれよあれよと言う間にホテルに連れ込まれ全裸でベッドに仰向けに寝かされて勃起を強要されたい、何よこれこんな小さいモノで役に立つわけ、とちんこを踏まれつつ罵られて勃起を強要されたい。

と、常々夢想している私などは存分にそれを楽しませていただいたんですが。

監督脚本が「Bloody Tease」「デス・ファクトリー」のBrad Sykes。

つー事で、相変わらず尽くに肝を外した演出がなされております。

殊にアクションシーンにそれは顕著でありまして。

一言で云えばそれは、固定カメラで記録用に収めたリハーサル風景、という感じ。

例えば、大の男の腕を捩じ上げて押さえ込み膝蹴りをお見舞いするゴス山さん、というシーン。

その動きに明らかに力が入っていない、手加減が見え々え。

そこまでは別に構わない、こちとらだって作り物だと割り切って観てる訳だから。

ただ。

そこに苦痛に歪む男の顔だったり鳩尾に沈む膝だったりのアップをカットインする、そうすりゃあ与える印象も違ってくる筈、なんてのは素人にだって思い付く理屈な訳ですよ、為して当然の演出な訳ですよ。

なのにそれを、それさえも為しやがらねぇ、だけに留まらず効果音すら入れやしねぇ。

故に場面に緊張感の説得力の欠片も生まれてやしねぇ、コミックにすらなっちゃいねぇ学芸会以下の代物。

終盤に乱闘シーンがあるんですけれどもそこでの演出もまたそんな調子、何が行われているのか何が何に作用してどうなったのかがさっぱり判りゃあしねぇ。

要するにこれ、誰がどう見たって欠点が自明な訳ですよ。

なのにどうしてそれに気付かずに毎度毎度同じ失敗を繰り返すんですかBrad。

或いは他者の忠告に耳を貸さないゴス山さんこそがあんたのdarknessだとして、だ。

それを貫いて道徳を敵に回そうとする人間がしかし先ず何よりも説得力を持ち得ようとせずしてどうする、と。

その手抜きがこそ、その誰もが容易に通る事の出来る近道がこそ、多勢に道徳と呼ばれているものなんじゃあねぇのかい。


新品購入価格  $5.99
個人的適正価格  399円

デス・ファクトリー/Death Factory [2006年04月28日(金)]

現代怪奇絵巻。

●長らく放置されていた筈のソファに倒れ込んでも埃が立たない。

●化学工場と言いながら床下に靴音が籠もり反響する安普請。

●行く部屋行く部屋にソファだのベッドだのが必ず置かれている。倒れ込んでもやはり埃は立たない。

●蹴破る事は出来ないのに叩くと波を打ってたわむ扉。

●医者を表す小道具が白衣ではなく聴診器のみ。

●見てもいない殺害場面を鮮明に思い出し戦慄する。

怖い! もう廃工場には行けない!

詳細trailer

Bloody Tease」「バイオ・アマゾネス」のブラド・サイクス監督作品。

原案にジェフ・リロイが連名。

つっても言わば青空文庫所収の物語、然らば原案も糞もないだろうという気はするが。

更に言えばそんなものは最早共通言語、因縁話が明かされるくだりもそこまでの廃墟探索場面も同様に、余っ程の凝った趣向で見せるかかなりのアイデアを仕込むかしなければ既視感で退屈この上なく感じてしまう訳で。

原体験の再現こそが創作欲求ってのは勿論理解が出来る、しかしそこに独自性を加えてこその意匠な訳で、形骸化からの脱却な訳で。

行儀良く真面目なんか出来やしねぇんだろ?

だけど夜の校舎窓ガラス壊して回るのは愚かだぜ。

猿真似じゃあ胸に迫らねぇよ、気概を見せてくれよ。

とまれ。

しかし本作に関して特筆すべきは。

案山子男」「化け物屋敷と悪魔教授」「Delta Delta Die!」のTiffany Shepis姐さんが出演しているという事。

なのだが。

これがバケモノ役でして。

常に青白い顔をして、ボロ布に身を包んで、血糊で汚れた牙の生えた口を開いて唸り声を上げているだけ、という。

それを厭わずバケモノに成り切りきしゃーきしゃーとゾンビウォークを決めて見せるその姿は、役者魂は、いや、素晴らしいの一言に尽きるんですけどもね。

或いは男前に過ぎる。

最早崇高。


中古品購入価格  788円(内消費税額38円)
個人的適正価格  580円

Bloody Tease [2006年01月13日(金)]

ボンクラカレッジボーイズ3人組が色気のない夜宴を彩るべくストリップクラブに突撃、しかしそこで働く美女たちは人間の血肉を啜るヴァンパイアだった、という内容。多分。

監督は「バイオ・アマゾネス」「デス・ファクトリー」のブラド・サイクス。

director of photographyったら撮影監督か、に「キングスパイダー」「デス・クローン」のジェフ・リロイ。

詳細

さて。

既に手垢の付きまくっちゃって元の形も判然としないネタを扱うのならば、だ。

とにかくやりたい放題に自由にやっちゃって、それこそ不文律なんぞを覆すくらいの意気込みで以て何某か群を抜く個性の獲得を目指すべきだと思うのだ。

が。

しかし意匠がない、勢いがない、全く情熱というものを感じられない。

まるで緊張感を覚えないもっさりとしたテンポで一切の驚きも裏切りもない物語をダラダラと垂れ流すのみ。

面白い面白くない以前の問題。

しかも原因を技術面にではなく作り手の所思に、心意気に認めざるを得ない、という詰まり最低と言う他にない部類の不幸な生い立ちの作品。

画面上に緊張感が生まれていない、というのは登場人物らの頓痴気な言動にもまた原因があって。

逐一あげつらうのも面倒なんで省きますけども要は矛盾だらけ、ざっくりと簡単に説明しますと、落石に遭って死亡、しかしそれも已む無しと観る者を納得させる説明を省き、死亡させる為に落石の下に移動させる、という埋めるべき穴を埋めずの展開ばかり、という。

様々な制限が制約が、そりゃあ、あるでしょうよ。

しかしそこから逆算して為したものが限界を突破をするべくもないのは道理でしょうが、当然でしょうが。

好きこそ物の上手なれ、頼むよ、そいつを証明して見せてくれよ。

対してヴァンパイアちゃんたちは気を吐いていたと思う。

殊に、一人がスプレー洗剤を吹き付けて一人が雑巾で擦って、と、二人が頭を摺り寄せて食後に血糊で汚れた床を掃除している場面、これには萌えた。

最低、という個人的評価はしかし覆す気は無いが。


新品購入価格  1,179円
個人的適正価格  ヴァンパイアちゃんたちに、200円
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