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Charlie's Death Wish [2008年01月19日(土)]

MotorheadのLemmyが。

LA GunsのTracii Gunsが。

Guns and RosesのDizzy Reedが。

出演しているらしいけども俺には勿論、どの場面にどんな役で登場していたのかさっぱり判りませんよ。

trailer

刑務所内で殺害された姉の敵を討つべくに奔走する妹の復讐劇、という物語が、一応あるにはあるんですが。

先ず、本作で監督、脚本、編集を兼任しているのが、「宇宙生命X」「Hunting Season」のジェフ・リロイで御座いますからして。

ミニチュア丸出しのビル爆破シーン。

カーチェイスの果てにハリウッドサインを破壊するに至り、Fuck Hollywoodとヒロインが絶叫。

ヒゲ面にベースボールキャップがトレードマークの、コカイン中毒のドキュメンタリー映画監督が、札束の力で取材対象をベッドに誘うエピソード。

等々の、特有の色味が随所に見受けられまして。

更に。

宇宙生命X」のフィービー・ダラー嬢が制作、脚本、主演を務めておりまして、然るに。

目の色に狂気を宿した表情で以て獲物に向けて消火斧を何度も振り下ろして頭の天辺から返り血に染まるダラー嬢。

ブロンドのかつらを被り黒の下着姿でポールダンスを披露するダラー嬢。

風呂上りの寛いだ格好でベッドに寝そべり殺害せしめた相手の名前をリストから消し去るダラー嬢。

と、いう具合に。

本作は最早彼女の独壇場、言ったらダラー嬢によるジャイアンリサイタルという有り様な訳ですよ。

という事は、即ち。

映画としての出来がどうのこうのと言えるようなそんなちんけな代物じゃあない、ただジャイアンの歌声に耳を傾けて身を預けてしまうのが観客としての正しい姿勢な訳ですよ。

故にあてくしなどは。

勤め先のガンショップでDVに悩んでいる奥様客を相手に護身の術を説くダラー嬢の姿に。

フル勃起せずには居られなかったのでした、と。

ダラー嬢が起こす連続殺人事件を追う刑事役で「Parts of the Family」のロン・ジェレミーがおふざけなしで出演、詰めの甘い脚本の所為で間抜けに見えてしまうのが惜しいものの、いい味を出しておりました、と。


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Alien 3000/Unseen Evil 2/宇宙生命X [2007年06月05日(火)]

詳細

んでその得体の知れない何か、てのが人の目には見えない宇宙生物で。

何でだか、「ソウルキャリバー」のヴォルドよろしく洞窟に潜んで財宝を護っていて、近付くものに襲い掛かる、と。

んで。

やっぱり何でだか、その番人と同調しているらしいKateの助言はしかし妄言ではないのか。

だとか。

財宝を目の当たりにして私欲に走る軍人の動向。

だとかのサスペンスを盛り込みつつ。

そうして物語は驚愕の、そして爆笑必至の結末へと雪崩れ込む、と。

洞窟内の探索中に蝙蝠に襲われる、という場面が二度もあって、そのどちらもがまぁ緊張感に欠く事甚だしい。

ゴアシーンに関しましては。

人の顔面を縦に削いでみたり人体を爆ぜさせてみたり腹を突き破ってみたり首を刎ねてみたり。

と、やりたい放題にやっておりまして素晴らしいんですが。

CGで描かれた宇宙生物、映画の山場を盛り上げるべくの存在のこれの動きがあまりにもしょぼい、それがやはり緊張感を殺いでしまっている。

途中、宇宙生物の死骸が然る機関に保管されていた、だか何だかというシークエンスの挿入されまして、ビルの一つを吹き飛ばすほどの大爆発で以てそのエピソードに幕の引かれまして。

詰まり、物語の主舞台である局地の、情勢の如何に拠り大局に及ぶ影響、これの暗示である訳ですけれども。

そうして危殆なるという雰囲気を高めようという努力は素晴らしいんですけれども。

爆煙の、目の覚めるような眩しい白さがその安っぽさが、やはりどうしたって緊張感を殺いでしまっている。

しかし、その。

どんな形にせよ必要な絵面をしっかりと用意する姿勢、それこそが本作の監督の、「キングスパイダー」のジェフ・リロイの魅力なのよね、と。

部隊の紅一点役にジェフ・リロイ映画の常連、フィービー・ダラー嬢。

好戦的で好色で強欲で狡猾なビッチを嬉々と演じておられました、と。


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キングスパイダー/Creepies [2006年12月10日(日)]

「ハリウッドは身内で固まった腐った町だぞ。掃除してやる」

「小型原爆を使って殺します。市民も大勢死ぬでしょうがどうせハリウッドですから」

詳細

てな内容の物語が。

スタジオに作られたおよそそれとは見えない戦車の操縦席という設定のセットの前にのんびりと腰を落ち着かせたタレントが、クモの人形がミニチュアの街を蹂躙する様子を撮影したビデオを観ながら頓馬な寸劇を交えつつコメントする。

という感じの、まるでテレビ番組のような絵面で展開しまして。

その、スタジオのコメントとビデオの内容とがそれぞれ分断されたものに見えてしまい連続性のなく、詰まり臨場感も緊張感もなく。

一方。

その頃、無駄に乳のデカい女社長が経営するイーストウッドのレコーディングスタジオ、その倉庫に眠っていた筈の軍の開発した兵器グモ、手違いで届き放置されていたそれが不幸な事故により解き放たれてしまったのだった。

という感じのバタリアンごっこ、これが同時に展開されまして。

そのスタジオにやって来るバンドのボーカルを演じるのが「Goth」「デス・クローン」等でお馴染みのフィービー・ダラー嬢。

パトロール中にクモの餌食となる警官に「Andre the Butcher」等のロン・ジャーミー。

こっちのシークエンスもまた同様に、インディーズ魂溢るる手作り感たっぷりのちゃちいSFXとしょぼいCGが満載、目を覆わんばかりの大惨事。

という具合に。

軍によるキングスパイダー掃討作戦とkilled by one by oneホラーと、それらを同時に展開して楽しませようとする姿勢は素晴らしくも、一粒で二度美味しいとはならず、●●●味のカレーとカレー味の●●●を混ぜたような出来となっておりました、と。

相変わらずにアグレッシブな、絵作りに対する姿勢、これには感心させられるんですが。

しかし本作、これ明らかに手抜きだろう、ジェフ・リロイ。

予告編で使われている曲はManda and The MarblesなるバンドのDangerous、こればかりは健全な雰囲気でよう御座いますね、と。


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Hunting Season [2006年07月16日(日)]

詳細

要するに「悪魔のえじき」で御座いますねこれ。

監督・編集が「The Witch's Sabbath」「デス・クローン」等のジェフ・リロイ。

2nd unit directorに「Goth」「デス・ファクトリー」等のブラド・サイクス。

手堅い題材、制作が2000年、という事で画面のそこかしこに習作的な雰囲気がなきにしも非ず。

という具合に、こちとらも好意的且つ能動的な態度で接しまして。

標的に同士討ちを誘う、という展開で緊張感の生成を目指してみたり。

狩人と標的の追跡劇に警官を絡め、結果成功はしていないものの三つ巴ふうの構図を生すに挑戦してみたり。

一捻り加えた皮肉な絶望オチで主題を色濃く浮き彫りにするに挑んでみたり。

画面上に説得力の生まれるよう為された細かな演出、だったり、手作り感は否めなくも必要だからと誤魔化しなく描かれるスプラッタ描写、だったり。

と、妥協のなく努力を惜しまぬいつものジェフ・リロイ節、これを存分に楽しませていただきました。

が。

親近感なんだか思い入れなんだか、詰まりは好意、個人的なこの感情を抜きにして客観的に観た場合にはしかし。

何一つ斬新さを感じられない、全く以て見るべき点のない退屈な内容、と映るんだろうなぁ。


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Hell's Highway/デス・クローン [2006年06月12日(月)]

Goth」で主演を張ったフィービー・ダラー嬢がここでもまた気を吐いている訳ですけども。

しかしやはりまたそれと同様に、映画の全体を見ると彼女の頑張りは報われてはいない、と言わざるを得ない惨状。

詳細

国内盤仕様

監督脚本が「The Witch's Sabbath」のジェフ・リロイ。

映像上の整合性さえも無視してケレン味を優先、場面毎のエンタメ性を追求する。

という姿勢は本作に於いても健在、パワフル且つインパクト大な絵面が随所に見られる。

の、だが。

しかしそれらの場面を繋ぐ物語部分が相対して退屈に見えてしまう、と。

更に、本作に於いては。

シリアスな語り口調と内容とが齟齬を来してしまっているようにも感じる。

それこそ。

The Cellular Phone/Pager standoff was shot like a Spaghetti Western Gunfight. Jay Woelfel composed a wonderful Ennio Morricone type of theme for the sequence.

らしいのだが、それを。

The producers felt the scene was too out of place for a horror film.

という理由で変更を余儀なくされたらしい。

Here is the sequence with the original music.

という事で映像特典として収録されたものを見るにこれが素晴らしい、充分に戯画化のされていて思わずニヤリとさせられる出来。

他にも本編中の、「悪魔のいけにえ」リスペクトな場面を、「ブレア・ウィッチ」ライクな場面を、見るに或いはその語り口調までをも総体の雰囲気までをも変更させられてしまったのではないか、という邪推まで誘われる。

また、それが。

前半にあった勢いが後半には鳴りを潜めてしまっている有り様の理由であるのならば。

何故突っ張らなかったのか、ジェフ・リロイ。

さて。

フィービー・ダラー嬢の怪演と共に本作で殊に特に目を引くのが特殊メイクだと思うんですが。

担当しているのは「Blood Sisters」で監督業も務めているJoe Castroという人。


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The Witch's Sabbath [2006年01月29日(日)]

血飛沫ドバドバ、血糊がベチャベチャ、笑っちゃうくらいに残酷でパワフルな人体損壊シーンのオンパレード。

という予告編を観てかなりの期待を以て購入。

果たして絵面的にはその予告編こそが全て、本編の残酷シーンのほぼ全てがそこにぶち込まれていたのでした、という。

詳細

あのー、例えばね。

デビルマンとシレーヌが対峙し、今まさに互いに食み合おうと相手を血の海に沈めようと睨み合っている場面のその一枚絵を見せられたとして。

原作を読んだ事があるか否かの、その土壌の違いで感じ方やら感想やらが違ってくる訳じゃないですか。

予告編を観て僕が感じた通りの一枚絵として楽しめるインパクト、これを確かに本作は満載してはいるのだが。

しかし、こちとら絵画鑑賞に適う英明な洞察力も豊潤な情緒も持ち合わせちゃいませんから、民度は低く人間力に劣る蛆虫ですから。

幾らかっちぶーな絵面を見せられたところで衝撃的な場面を見せられたところで、況してや本作は映画である訳ですから、その前後の物語で想像力を刺激してくれんと興奮を煽ってくれんと勃つものも勃ちませんし出るものも出ませんよ、と。

詰まり、映画全体を見通した時に各場面毎の抑揚が効果的な波線を描けてはおらず山場を生すに適っていない、と。

そう言わずには居れない有り様で御座いまして。

これ、そこそこの制作費を貰っていると思しく視覚効果的にはボアアップされているんだけれども、やってる事は「Hunting Season」から「スクリーミング」から変わっていない、という。

ジェフ・リロイって人はどうやら、生したい場面単位では見た目的な快楽を心血を注いで追求するけれどもそれ以外は二の次三の次、という姿勢の御人のようで。

少なくとも本作からはそんな印象を受けた。

情熱はひしひしと感じられる、そこには見習うべき点の多々あるのだけれど。

特撮部分にのみ打ち込み過ぎたその結果、全体のバランスが失われていると言わざるを得ない、これが非常に残念、と。


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