「ここが・・・・・鬼ヶ島・・・・・・」
鬼ヶ島へとたどりついたにゃっぷりり一行。
「みんな、準備はいい?」
「だいじょぶだみょ!」
「はいですの!」
「い〜よぉ〜」
奥へと進んでいくと、オニ達の声が聞こえてきました。
「あっはっはっは!」
「これもどうぞ、アニキ!」
ヒソヒソ
「・・・・・なんか笑ってる?何してるんだろう?」
「わからないですの」
「もうちょっと近づいてみるんだみょ」
おそるおそる中を覗いてみるとそこにはオニがたくさんいました。
「いた!オニだよ!行くよみんな!」
「はいですの!」
覚悟を決めて中へと入りました。
「あなた達!!覚悟しなさい!!」
「あっはっは・・・・ん?おぉ!?」
「なんだ!?ニンゲンじゃないか!?」
周りを囲まれるにゃっぷりりたち。
「にゃ、にゃっぷさぁん、かこまれちゃいましたよ〜ですの・・・・」
「お嬢ちゃんたち!!」
「なに!?私、強いんだからね!?負けないんだから!!」
「遠くからはるばるよく来たね!!」
「今、鍋やってるんだがお嬢ちゃん達もどうだい?」
「・・・・・・・・・・え?」
「いや〜、ニンゲンが鬼ヶ島に来るなんて何年ぶりだ!?」
「最近は向こうに仕事に行くばかりだったからなぁ」
「仕事って!?人間たちに悪さすることなんでしょ!?」
「ん?オニがニンゲンに悪さしてたのなんて随分昔の話だぞ?」
「最近じゃ、道路工事やら建設現場やらで俺たち大活躍なんだぜ?」
「そういえば、この前青オ〜ニが事務仕事任されたらしいぜ?」
「おぉ!!ついに俺たちも力仕事だけじゃなくて、
ですくわ〜くに進出か!?」
ワイワイ
「・・・・・うそ、だってジジイが
ニンゲンに悪さするオニを懲らしめて来いって」
「ジジイ?・・・・・・もしかして源さんのことか?」
「ジジイのこと知ってるの!?」
「知ってるも何も、源さんと俺たちオニはマブダチだぜ?」
「・・・・・・・・うそ〜ん」
「まま、せっかく来たんだし鍋でも食っていきな!!」
「鍋は嫌いか?」
「好きー!!食べるー!!」
「切り替え早っ!!だみょ!!」
「にゃっぷさんは細かいこと気にしないですの・・・・・」
「そっちの猫さん方にはきゃっとふぅどでもどうだい?」
「た〜べ〜る〜」
「あ!?ぬ〜こ、ずるいだみょ!!私も食べるだみょ!!」
「・・・・・ぬ〜こもな〜こもにゃっぷさんに感化されてるですの・・・」
「って、こら!?私も!!私も食べるですの!!」
こうして鬼退治はうやむやになってしまったにゃっぷりりと猫3匹。
おいしい食事をご馳走になって家に帰り、
その後は村で幸せに暮らしましたとさ。
おしまい。